UV-K5 の全カスタムファームウェアを純正相当の状態に戻すことができる初期化ファームウェアを作った。カスタムファームウェアは世の中に沢山あるが、それぞれ内部データ構造が異なるので互換性がない。RX-JP ファームウェアも登録メモリー数を 400 に拡大したり、カスタムバンド機能の追加、8バンク化(開発中)などを行っているので、純正ファームウェアから内部データ構造が大きく変更されている。互換性がないとはどういうことかというと、他のファームウェアから書き換えた際に問題が発生することがあるということ。画面が崩れたり、固まったり・・・で済めばまだいいが、具体的にどんな問題が起こるのかは私も想像できない。
この対策のためにRX-JP では、PTT
とEXIT
を押しながら電源を入れると強制リセットができる機能を追加していて、初期インストール時に必ずリセットするように説明に記載している。しかし、多くのカスタムファームウェアは強制リセット機能を備えていないので、一度純正ファームウェアに戻してリセットしてからやり直す必要があったりする。自分はこの対策としてデータを純正ファームウェア相当の状態に戻すためだけの初期化ファームウェアを作って使っていたのだけど、これは他の人にも便利だと思うので誤操作防止の確認画面を追加して公開することにした。
使用方法:
使い方はとても簡単で、このファームウェアに書き換えると写真左の画面が表示されるので、M
ボタンを押すと初期化が実行されて右の画面になったら完了。あとは好きなファームウェアを書き込むだけ。
もちろん、これは RX-JP 専用ではないのでどんなファームウェアを使っていても利用可能。UV-K5 用のカスタムファームウェアは沢山あるので、いろいろ試して自分に合ったファームウェアを探してみるといいかもしれない。ただし、私は送信可能なファームウェアを勧めているわけではないので、くれぐれも自己責任で合法的にご利用ください。
ダウンロード:
ファームウェアはブラウザから直接書き込みできます。
※本ファームウェアの使用によって生じるあらゆる直接的・間接的損害に関して当方は一切の責任を負わないのでご了承ください。
更新履歴
2024年3月13日
- 初版公開