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UV-K5シリーズ日本語&広帯域受信機化ファームウェア [uv-k5-firmware-rx-jp]

Posted on:2023年11月20日
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Quansheng社 UV-K5 / UV-K5(8) / UV-K6 / UV-5R Plus を日本語&広帯域受信機化するカスタムファームウェア[uv-k5-firmware-rx-jp]を作成した。 egzumer 氏のファームウェアをベースに送信無効化と設定メニュー日本語化、不要となった PTT スイッチにモニター機能割り当て等を行ったもので、15-1300MHz で AM/FM/SSB 受信、AM高音質化、RSSI Sメーター表示、スペアナ表示などの機能が利用可能で国内で免許なしでも合法的に使えるようになる。

ファームウェア書き込み:

ファームウェアはブラウザから直接書き込みできます。最初に、書き込み方法や使い方についてページ下部の説明を一読ください。

※許可なく第三者に有償・無償にかかわらず再配布、譲渡することを禁止します。オークション、フリマサイト等で商品または商品の一部として販売することも禁止します。もし譲渡する際は無線機からファームウェアを削除してください。また、Apache 2.0ライセンスの成果物が含まれており、著作権は権利者に帰属します。商用利用を目的とされる場合は別途商用ライセンスを結んで頂く必要があります。
※本ファームウェアの使用によって生じるあらゆる直接的・間接的損害に関して当方は一切の責任を負わないのでご了承ください。

更新履歴

2024年4月27日 240427

  • VFO/MRスキャンを大幅に高速化
  • スキャンスキップ機能を追加(最大16個)
    スキャン中にF1ボタンを押して表示中の周波数を登録、電源を切るとリセットされます。
  • デュアル待受の復帰ディレイ時間設定を追加(1-5秒)
  • スキャン復帰のディレイ時間設定を追加(1-5秒)
  • スケルチレベル最適化
  • RSSI単位表示を追加
  • バンクの1-8全選択を対象バンクのみに変更
  • その他細かな不具合修正

※CHIRP for RX-JP は最新版(v0.6.1)をご利用ください。

もっと見る

2024年3月29日

  • 最大8個のバンク機能を追加
    • メイン画面MRモードで*を押してバンク選択画面を表示
    • #を押して複数バンク選択、*を押すとスキャン開始
    • MRモード時にバンクNo.アイコン表示を追加
    • 表示中チャンネルをバンクに登録するには、設定メニューの「バンク」から設定
    • ※バンク名を編集するにはCHIRP for UV-K5-RX-JPの最新版をご利用ください
  • バンド選択画面で*を押すとスキャン実行、#を押すとスペアナ表示
  • F+*をスキャン開始に変更
  • リセット後にバンク設定ができない問題の修正(240329a)
  • その他細かな不具合修正

2024年2月27日

  • フラッシュライト機能をON/OFFのみにして再有効化
  • PTT+EXITを押しながら電源ONで強制リセット
  • その他細かな不具合修正

2024年2月22日

  • 選択中のバンド設定(周波数範囲、モード、ステップ等)をスペアナ機能に引き継いで表示
  • 選択したバンドを電源を切っても保持するように変更
  • Quansheng Dockプロトコル対応(experimental)
    ※XVFO機能とチャンネル編集には未対応
  • フラッシュライト機能を削除
  • 空メモリー領域のデータが端末によって異なる問題に対応
  • チャンネル削除時の不具合修正
  • その他細かな不具合修正

2024年2月18日

  • 最大16個のカスタムバンド機能を追加(メイン画面で*を押すと表示)
    ※設定した周波数範囲、モード、ステップでスキャン可能。リスト編集は CHIRP for UV-K5-RX-JP を利用ください。
  • 周波数入力時に全桁入力しなくてもMで確定、*で小数点を入力
  • 周波数UP/DOWN、スキャン時に76-108、630-840MHzをスキップ
  • その他細かな不具合修正
  • 空メモリーが表示される不具合を修正(240218a)

2024年2月2日

  • 登録メモリーch数を200 → 400に拡大(200ch x 2周波数)
  • デュアル待受、通信時バックライト等のメニュー項目を整理
  • リセットが必要かどうかの簡易チェックを追加
  • その他細かな不具合修正

2024年1月13日

  • リバーストーンスケルチ機能(TSQL-R)を追加
  • PTTスイッチのモニター機能をPUSH/TOGGLE/OFFに設定可能
  • JR空線信号キャンセラー(experimental)
    TSQL:2280Hz、TSQL-R:ON で有効

2024年1月9日

  • F + 6で帯域幅を変更
  • F1/F2/Mボタンに帯域幅変更のショートカットを割り当て可能
  • 0.5kHzステップ追加
  • 受信下限を15MHz~に拡大(experimental)

2023年12月24日

  • 帯域幅設定を4段階に細分化し、デフォルトを20kHzに変更
    変更前:WIDE 25kHz、NARROW 12.5kHz
    変更後:WIDE+ 25kHz、WIDE 20kHz、NARROW 12.5kHz、NARROW- 6.25kHz
  • スペクトラムアナライザーを更新
    • 操作レスポンス向上
    • 詳細画面の設定項目追加
    • 帯域幅20kHz追加
  • その他細かな不具合修正

2023年12月20日

  • スペアナモードでも20kHzステップに対応
  • egzumer v0.21に追従

2023年12月16日

  • VFOモード時に現在設定されている周波数ステップの表示を追加
  • 周波数ステップ変更ショートカットから直接メイン画面に戻れるように変更
  • ABOUT画面を追加(起動画面もしくはF1,F2,Mショートカットに設定可能)

2023年12月13日

  • 76-108MHzはFMラジオモードからのみアクセスできるように修正
  • 一部のアイコンを新しいデザインに変更
  • チャンネル名表示のフォントを変更
  • egzumer v0.20に追従
    • 強電界地のAM受信性能改善
    • スペクトラムアナライザー内のAM改善
    • AM-fixを無効にした際のAGC改善(AM-fixの利用を推奨)
    • 周波数丸め処理の修正
    • FMラジオインジケーターを復活
    • その他不具合修正

2023年11月30日

  • 設定メニューを日本語化
  • egzumer v0.19に追従
  • rx-only から rx-jp に名称変更

2023年11月26日

  • egzumer v0.18に追従
    • Sメーターのレベル調整
    • DTMFトーンなどの不具合修正

2023年11月21日

  • サイドボタンに周波数ステップ変更へのショートカットを割り当て可能にした
  • 周波数ステップの種類が多すぎたので整理

2023年11月20日

  • egzumer v0.17をベースに以下の機能を追加して公開
  • 送信機能を無効にして広帯域受信機化
  • 設定メニューから送信関連部分を削除
  • PTT スイッチにモニター機能を割り当て

主な機能一覧:

RX-JPで追加されている機能

1of11 / fagci / egzumer版からの機能

ラジオライフ2024年4月号

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特集 受信機化&日本語化ファームの導入から操作法まで「UV-K5活用ガイド」 にて紹介されました。インストール方法から詳しい操作方法、国産機種との比較などが掲載されています。かなり詳細で分かりやすい記事となっています。併せてお読みください。

専用メモリ編集ソフト

UV-K5シリーズ用メモリ編集ソフト「CHIRP for UV-K5-RX-JP」 が利用可能

Quansheng Dockプロトコル対応(experimental)

PCと接続してリモートコントロールが可能になる Quansheng Dock ソフトウェアに対応。Quansheng Dock の接続リクエストを認識して自動ON(OFFはメニューから操作が必要)。スペクトラムアナライザーとウォーターフォール機能も利用可能。
※XVFO機能とメモリー編集は未対応

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こちちは上級者向けの機能のため、JH1LHVさんのブログ紹介に留めておきます。たぶん日本語で唯一のQuansheng Dock情報源だと思います。
UV-K5、K6 で Remote Control(Quansheng Dock)を試す ⑥ - JH1LHVの雑記帳
UV-K5、K6 で Remote Control(Quansheng Dock)を試す ① - JH1LHVの雑記帳

追加する予定のないもの


ファームウェア書き込み方法

0. 必要なもの

1. 本体をプログラミングモードにする

PTT スイッチを押しながら電源をONにしてプログラミングモードにする。画面には何も表示されず、LED が点灯する状態になる。

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3. ケーブルを接続

USBプログラミングケーブルをPCと本体に接続。きちんとプラグが奥まで差し込まれていないと書き込みに失敗するので注意する。また、バッテリーが充分に充電されていることを確認する。

4. UVFlash for RX-JP を開く

Chrome または Edge ブラウザで UVFlash for RX-JP を開く。

5. 書き込み

[ファームウェア書き込み]ボタンを押してポートを選択すると、LED が点滅して書き込みが始まる。10〜20秒ほどで書き込みが完了して、本体が再起動するのでケーブルを抜く。

6. リセット(初回のみ)

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初めて標準ファームウェアや他のカスタムファームウェアから書き換えた場合は、一度電源をOFFにし、PTTEXITを押しながら電源をONにしてリセット操作を行う。登録したチャンネルメモリー等がすべてリセットされるので注意。古い RX-JP から最新版の RX-JP にアップデートした場合は必要なし。

※RX-JPに限らず、UV-K5を別のファームウェアに入れ替えたら基本的にリセットが必須。これはファームウェアごとにEEPROM内のデータ構造が異なるためで、リセットしないと一見問題なく動いているように見えても動作がおかしくなる。

アンインストール方法

RX-JPから他のファームウェアに書き換える場合は、データを純正ファームウェア相当の状態に戻す UV-K5シリーズ完全初期化ファームウェア が利用可能。こちらで初期化した後にオリジナルのファームウェア等に書き換えください。

使い方 / チートシート

メイン画面

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F+10キー

※各10キーの長押しでも呼び出し可能

サイドボタン

上記の[F1] [F2]は設定メニューの F1短押し、F1長押し、F2短押し、F2長押し から変更可能。選択可能な機能は以下の通り。

FLASH LIGHT:LEDライトを点灯
BANDWIDTH:帯域幅を変更
MONITOR:モニター機能ON/OFF
SCAN:スキャン開始
FM RADIO:FMラジオ
LOCK KEYPAD:キーロック
SWITCH A/B:A/Bチャンネル切替
VFO/MR:VFO/メモリーモード切替
SWITCH DEMODUL:FM/AM/SSB切替
CHANGE STEP:周波数ステップ変更
ABOUT:「本機は受信専用の…」画面を表示

バンク選択画面

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バンド選択画面

VFOを登録済みの周波数範囲、モード、ステップ、帯域幅に設定

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VFO/メモリースキャン

スペアナモード

FMラジオ

Enjoy.